2度目の不運

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2度目の不運

最初は、すぐに終わるだろう。 こんなこと、終わらせる。 しかし、現実は、終わらない。 毎日が、希望と絶望の波。波にのまれ、暗い海底にいつしかなれていく自分。 そして、光のない世界で、それを当たり前だと思うように。 もちろん、どうせ助けてはくれないのだ、神様なんて。 何も解決させる方法を考えもせず、何時間も神仏にすがって、そして、これ。 神様は、助けてなんかくれないのだと。
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