金色の迷ひ家

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 …異常事態だ…。 目を覚ますと独り暮らしの見慣れた部屋。 これだけなら 「日常に戻れてるじゃないか…。」 と思われるかもしれない。 「…いや、隣に白骨死体があるのは自分の選択だろ?」 と思われた人もいるだろうか…? …さて、何故行方不明になっていた筈の友人が私の隣ですやすやと寝息を立てているのだろうか…。 …今考えても分からないからとりあえず目覚めを待つ事にしよう…。 …この部屋、密室である筈なんだけれどな…。
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