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本棚に追加「ねぇ、どうしてそんなに優しくしてくれるの?私が貴方の嫁になるから?」
「別にそんなに理由ではない。俺も、ずっと魔王をしているが、一人は寂しいものだ。」
と、アランは語り出す。自分と同じ所業にある人は居るだろうとは思っていたけれど、絶対的に自分の方がひどいという自信があった。
それでも、アランの話を聞いている限り、助けてあげたい。一緒にいたい。そんな気持ちが伝わってくる。
「だから俺は、一緒にいてくれる人を探していた。俺はずっと見てたんだ。お前が未来からやってきた時からな。」
「えっ・・・・・・。」
私は戸惑っていた。ずっと、見ていたとは思わなかった。でも・・・
「見てたのに・・・助けてくれなかったんですね。」
見ていたなら、助ける事だって出来たはず。仕事があったかもしれないけれど、何か出来るはず。それなのに・・・。
「俺だって助けたかった。だが、こっちはこっちで治安が悪くてな。だから、頃合いを見て燕を向かわせたんだ。」
アラン曰く、燕はアランの下僕らしく、命令には忠実だと。少し遅かったとは思ったけれど、ちゃんと・・・気遣ってくれていたんだ。

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