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時計の針が3時を指す。階段からぱたぱたと、可愛らしい足音がみっつ。
それを聴いているうちに、私の心も落ち着いてきた。
食べられるとは、どういうことなのか?
その問いの答えももうじき出るだろう。
私の思考に何か意味があったのかはわからないが、こうして思考するひとときを持つことで、私はより良いドーナツになれたと思う。
ほら、私のカラダはさっきよりも色鮮やかに、砂糖の衣にきらめいてはいまいか?
今日の日の、この心のこもったおやつの時間が、子供たちの美しい思い出の一つとなれば、幸いである。
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