1章 古代オリエント★

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1章 古代オリエント★

 本編最初は古代オリエントです。 そもそもオリエントとは何か、疑問に思う方いらっしゃいますよね? オリエントとは、〚アレクサンドロス〛という大王が統一した地域の事です! 世界史大好きな私ですが、この頃はワケワカメ状態で、地域を覚えるのに必死でした。↑の人物に関しては、後程詳しく説明致します。 このオリエントという地域を勉強するに辺り、メソポタミア、エジプト、ギリシアなどと分けると山を張りやすいです。他にはアナトリアなどがあたります。 【メソポタミア】  まずはメソポタミアです。この地域、世界四大文明が栄えた一地域です。今でいうとほぼイランにあたり、中東の地域です。イランは歴史が長いですね。 そもそもメソポタミアは、ティグリス川とユーフラテス川という、二つの川に挟まれています。呼び方はここからきています。ティグリスが西でユーフラテスが東ですので、左から順にティーフォーユー(tea (for)you)…などでしょうか。 …脱線しました、本題に戻します。  この地方は大河に挟まれていますので、当然氾濫が起き、作物は中々上手く育ちません。そこで登場したのが〚灌漑(かんがい)〛という農耕法です。これは水をひいて行うものですが、塩害に苦しむこととなりました。とはいえ、これが高度な文明をもたらしたのです。  まず紀元前(以下B.C)2700年くらいに、〚シュメール〛人という民族が都市国家を建設しました。有名なのが[ウル]、[ウルク]の二つで、これらが最古の都市国家です。これらの遺跡で一番大きいのが例の後者の方です。但し、まだ“国”ではありませんよ。その中でも最も古いものは、セム語系である〚アッカド〛人の[サルゴン1世]がつくったとのことです。彼らは階級社会を成立させ、王を中心に神官、役人、戦士が都市の神をまつりました。また、壮大な宮殿や神殿、王の墓が特徴のシュメール文化を持ち、粘土板には[楔型]文字というものを刻みました。これは、イギリスの[ローリンソン]という人が解読しました。
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