ピエロ1

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(浮浪者の中ってことか。) 「そう。」ピエロは言った。 「僕は隠すのが仕事。」 「どうやって外に出ればいい?」 「止まらず歩けばいいね。」 ピ「バーボンでいいよね?」 僕「・・・・・・ウオッカをストレートで。」 ピエロにもらったウオッカを口にする。 うまい。 少し頭が落ち着いた。 止まらず歩け。 まずはピエロの言うとおりにしよう。 僕は歩いた。しばらく歩くと人がいた。 他にもいるんだ。 彼は鏡の前にいた。 ピエロは言った。 「彼の名前はaaa。いつも鏡の前にいる。」 「好きなんだ自分が。」 また、しばらく行くと人がいた。 夫婦と子供が2人だった。 テーブルを囲みシチューだろうか、食べていた。 父親が話しかけてきた。 「新しい人ですね。」 「ここはいいとこですよ!」 「みんなが幸せに過ごしています。」 「あ、失礼、私はCDCといいます。あなたは?」 「私は、ノナミといいます。はじめまして。」 「ここは良いところですよ。ノナミさん是非ここにお住まい下さい。」 「そして、楽しんでください。」 「では、また、住まいが決まったら教えてください。遊びにうかがいます。」 またしばらく歩くと誰かいた。 以外と多くの人がいるんだ。 青年とその彼女らしきカップルだった。
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