創作

服の店

今日久しぶりにデパートに彼女と服を買いに出掛けた。一昔前に比べて高級志向のお店が少なくなった気がする。銀座等場所にもよるけど。
高級品もあるけど安価の物も多くて結局『安物買いをするよりは…』という心理からまあまあの値段のものを買ってしまう…と言うより買わされてしまう。
これを僕はドンキホーテ方式だと思っているけど、『高い物を買っちゃったけど安いちゃちなあれを買うよりは全然良かったな…』とつい満足してしまうのだ。
このような商法はかつてのバブル崩壊、アメリカの金融危機で日本の経済不況でコスパばかりが取りざたされ消費者もピン物の目が肥えたのもあるだろう。
即席でピン物を買うのは良いけどやっぱ丈夫で長持ちするものの方がいいに決まってる。

取りあえずユニクロに行ってみた。安い物も高い物もあるけどなかなか自分に会うものがない。
いつも思うけど、ここは案外着る人を選ぶような気がする。僕の友達にモデルのようなやつがいたけどアイツだったら何でも合うだろうなぁ…なんて思いながら色々な店に足を運ぶのだ。

結局、別の店にちょっと高いから保留にしていた服を買うことに。
お店の人もさっき来た客がまた戻ってきた！と言うことで盛んに接客。
「お似合いですよ」「着こなしてますよ」などの言葉で予算オーバー。

いい鴨だなぁなんて思うけど、色とりどりの店があって彼女がよく行きたがる紅葉狩りよりは面白いからまあ良いか…と思えたりする。