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「……大丈夫か? 葵」
「うん……」頷いて、「おまえのを口でしてやるから、ふちに座れよ」言うと、
「俺はいいって、葵…もう何度かイったし…」
「いいから、座れって」
腰を抱え上げ縁に座らせて、既に高ぶりを見せているそこを口に含んだ。
「んっ…あぁ…なぁ、葵…」
「……ん…」と、目だけを上げる。
「……おまえって元は男が好きとかじゃなかったよな…?」
訊かれて、一瞬ぐっと息が詰まりそうにもなって、
「……なっ…んで……そんなこと……」
動揺に吃りながら顔を見上げた。
「……別にどうってわけでもないんだ、俺だって……おまえと関係するまでは、そういう経験もなかったんだし……ただ、なんていうか……おまえ、さっきも巽のことを思い出してたから……」
なんとなくシノの言いたいことがわかって、
「……俺は、おまえだけだから……」
と、舌先で先端を舐めながら口に含んだ。
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