番外

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黙り込み、口をつぐんで考えてから、 「…………一生、一緒にいてくれ」 真っ赤になって告げた。 振っておきながら言われた自分まで赤くなって、「…うん」とだけ頷いて、 取ってあったリングプルを、指輪を置く台座に嵌めた。 「……ありがとう、シノ。 おまえのセリフと一緒に、一生の宝もんにする……」 言って、笑いかけた。
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