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その頃、始業式が終わって生徒は下校していた。
「ミシェルたちは生徒の下校道で戦ってたのではないらしい。」
下校中の生徒たちに着いていってたアレンとミレイがそう言った。
「ミシェルとキャット、遅いですね。」
イロハは軽々しくそう言った。
「そうですわね。連絡も来ませんわ。」
アロハは紅茶を飲みながら優雅にそう答えた。
「まあ心配はいらないっしょ。だってあの二人ですぜ?」
アレンもまた、軽々しくそう言った。
「そうね、私たちが心配することではないわね。私はもう帰るわ。」
「では、私も。」
「おつかれさーん。」
そこにいるミシェルの仲間たちの全員が何も心配した様子はなかった。
それほどミシェルとキャットは頼りにされているのだろう。
それは能力の強さだけでなく、あの二人は心も強いから。
なんせ100年前、あんなことがあったのをこの中でゆういつ体験した2人だから。
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