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それからしばらく経つとフェリシアとエリーゼ、アロハ、イロハが来た。
「どうしたんだよ!急にみんな出ていくし…」
ロッドは焦っていた。
アロハは4人の中の代表のように言った。
「今後一切、巡野小の話はしないでちょうだい。ミシェルにその事を言うのはもっとやめてほしいわ。それから転校生の子にもその話はしないでね。困惑しちゃうから。」
フェリシアはアロハの発言に付け足すように言った。
「あなた方以外はみんな事情を知っておりますわ。私たちは事情を知っているのですから、当然言うつもりは無いですわ。だからあなた方も注意してくださる?」
さらにイロハが付け足す。
「さっきアロハがミシェルにするのは絶対ダメと言いましたが、キャットもそのことは結構気にしているようです。あの子は心配をかけさせたくないタイプで器用に、何も気にしてないように振舞っていましたが。」
しめくくりのようにエリーゼが口を出す。
「そういうことよ!ミシェルが機嫌直したらここに戻ってくるでしょうけどあんた達、くれぐれも気を付けなさい!口が滑ったなんてことがあったら末代まで呪うから!」
ロッドはキョトンとした表情を浮かべて、わかった、と言った。
「ロディ、あんたもよ!」
「わっ。わかったよ…」
「以上です。では次の悪魔の対策について話し合いましょう。もうすぐでアレンたちも来ますから、先に私たちだけで話し合いましょう。」
翌日、巡野小から転校生が2人来た。
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