【第3章】転校生

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それからしばらく経つとフェリシアとエリーゼ、アロハ、イロハが来た。 「どうしたんだよ!急にみんな出ていくし…」 ロッドは焦っていた。 アロハは4人の中の代表のように言った。 「今後一切、巡野小の話はしないでちょうだい。ミシェルにその事を言うのはもっとやめてほしいわ。それから転校生の子にもその話はしないでね。困惑しちゃうから。」 フェリシアはアロハの発言に付け足すように言った。 「あなた方以外はみんな事情を知っておりますわ。私たちは事情を知っているのですから、当然言うつもりは無いですわ。だからあなた方も注意してくださる?」 さらにイロハが付け足す。 「さっきアロハがミシェルにするのは絶対ダメと言いましたが、キャットもそのことは結構気にしているようです。あの子は心配をかけさせたくないタイプで器用に、何も気にしてないように振舞っていましたが。」 しめくくりのようにエリーゼが口を出す。 「そういうことよ!ミシェルが機嫌直したらここに戻ってくるでしょうけどあんた達、くれぐれも気を付けなさい!口が滑ったなんてことがあったら末代まで呪うから!」 ロッドはキョトンとした表情を浮かべて、わかった、と言った。 「ロディ、あんたもよ!」 「わっ。わかったよ…」 「以上です。では次の悪魔の対策について話し合いましょう。もうすぐでアレンたちも来ますから、先に私たちだけで話し合いましょう。」 翌日、巡野小から転校生が2人来た。
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