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「晴。わりぃ。お待たせ」
「ありがとう凛。」
そう言ってアイスを食べる晴の姿に今更ながら気付く。俺は前から晴のことを大切に思ったという事を
俺は甘いものが得意じゃない。
だから変わりに晴の幸せそうな顔見て満足していた。
こういう姿を見るたび気付かされる…お前の事好きだって
「ん?そんなに見つめてどうしたの?」
「いや。お前が幸せそうに食べてる姿を見るの好きだなって」
「なっ…」
「ずっとそう思ってた。」
「今日の凛…すごく変///」
「悪いかよ」
「……。ううん。言葉にしてくれてすごく嬉しい…」
こんな恥ずかしい台詞を言ったのは初めてで、正直今でも緊張している。
だけど、晴が嬉しそうに微笑むから、たまにはちゃんと自分の思いを伝える事も悪くないと思った。
「俺もお前の幸せなら凄く嬉しい」
誰にも見られてないことを確認しそっと晴の唇に俺はキスをした。
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