前文

1/1
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/26ページ

前文

我々は地球保護・防疫・研究財団『第三機関』です。 この名称は『第三者としての視野と視点を持つ』必要を説いた初代代表によって制定されました。 我々の目的は全世界上の異常現象・未確認生物・超常科学・霊的現象の調査、対策、捕獲収容、研究、管理、及びこれらの一般社会からの秘匿です。 我々はこれら現象、リスキーオブジェクト(以下ROと略)に対する最後の対抗組織です。我々はROを研究し対応方法を確立し、世界秩序を維持する義務があります。我々はこの正義の行いの為にあらゆる方法を行う権利と義務が存在します。この職務は、超現象全てが管理可能になるまで続行されます。 我々はこれら超存在による、一般社会の損害を看過しません。我々はこれらの脅威を排除し、隠匿し、平和運用する事で、世界を保全・発展させます。 機関は常に優秀な人材、勤勉である人材、勇敢な人材を求めています。何人であろうとも、我々に賛同し、協力を申し出る人材を拒みません。それぞれの管理者によって適した関連施設へ就職、職務に見合った待遇と給与を約束します。 我々は一般では秘匿される組織ですが、その活動は国家及び国連の公認を受けています。機関の活動は認可されている為、安心して職務に従事してください。 我々は最後の砦として『戦う』組織です。その活動に常に責任と誇りを持ってください。 全ては地球と人類の為。 ―――『全世界の未来に、人類に、平和有れ』――― 第三機関・本部・統括委員会委員長兼総司令官、灰村 操。
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!