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同日、朝の高校の教室。
「ほんっと最近怪獣多いよねー」
「それよりカラオケ行かない?」
「ごっめん!うち用事あるから!」
一時間目が始まる前で雑談を交わす生徒たち。フウカはその中から抜け出してソウタとカズマの元へと足を運ぶ。
「ったく……あんたらが話請けたりしなかったらこんなことには……」
「ご、ごめん……」
「なんだかんだ良い奴だよなお前」
参加しないと思われていた彼女だったが、結果はこの通り。意外とすんなり怪獣と戦う事に参加する事を決めてくれていた。
「一回乗りかかっちゃった船だししゃあないっしょ。借りもあるしね」
「そういうとこだよ」
「それより今日放課後迎え来るんだっけ」
「そのはずだけど……」
そして三人で力を合わせて戦っていく事を決めてから、今日が初めてガーディアンの基地に行く日。放課後、授業が終わる頃に車で迎えが来る手筈になっていた。
「授業始めますよー。座ってくださーい」
話しているうちに一時間目の担当の教師が到着。生徒たちは皆席に戻り、話は打ち止めとなった。
「起立!礼!」
その後授業を始めようとした時、突然教室の明かりがちらつき始め、やがて消えてしまった。
「また電気が……。まあいいわ、始めましょう」
しかしすぐにまた明かりがついた為、結局何だったのか分からないまま授業が始まるのだった。
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