男性だからこその観点

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男性だからこその観点

"ゲイ・ホモ" 世の中にはこういったワードで呼ばれる方がいらっしゃいますが、 私はその方々が何故周りにとやかく言われてしまうのか疑問でなりません。 こんにちわ。 メンタルビジネスコンサルタントのミミ子です。 本日は少し偏見や人間の醜さが見えてしまうような内容ですので、苦手な方は御同席をお控えくださいね。 13:30から 東京都の新宿区に住む28歳の 男性との相談契約が入ってます。 備考欄にも書いていただいてて "どうか偏見だけはやめてほしいです。 僕は男性だけど男性が好きないわゆるホモです。好きな人は男性だけど服とか趣味思考は男性寄りです…話だけでも聞いてほしいです。" とのことでした。 さて、 私の友人にも何人かホモやゲイの方がいますけど、彼らは何にも悪いことはしてませんし、 寧ろ、社会に貢献している姿をよく見るので、 私は彼らを侮辱したり毛嫌いしたり偏見の目で見ることは一度もありませんでした…。 けど、 こないだ表参道のほうで 同性婚のことでデモが行われてて… その時の男性の格好には驚きました。 想像していただきたいのですが 股間が見えるスレスレの服?と言うんですかね。 たしかに周りにアピールをしたいのは分かりますが、ああいった格好は、 普通はしませんから、その何人かの男性には 流石に偏見の目を向けてしまいました。。。 おっとそんなこんな話し込んでたらもう13:20ですね。 準備しないといけませんね。 13:25 ミミ子はパソコンをつけメモの準備をした 〜♪〜♬ 「はい。メンタルビジネスコンサルタントのミミ子です。」 ーどうも。今日13:30からお願いしてる武田です。 「武田(タケダ)さんですね。お待ちしてました。」 ーお忙しい中ありがとうございます。 「いえいえ。こちらこそです。 さて、じゃあ最初は武田さんの話したいことを教えてもらえませんか?」 ーはい。 メモ欄にも書いたのですが…僕はホモです。なので今好きな人がいて同棲してる人も男性です。 「同棲してらっしゃるんですね。 恋人さんてことですかね?」 ーホモなのにそんな言い方していいのかわからないんですけど、、はい。 「素敵じゃないですか。私はまだ恋人もいませんから羨ましいですよ。」 ーそんなそんな。。 武田さんは照れたように顔を隠した。 「恋人さんとは長いんですか?」 ーはい。2年になります。 同棲を始めて1年と少しなんですけど、 婚姻関係?になりたいと言われて。。 でも結婚はできないので、その…約束?って言うんですかね… 「そうですね。今の日本じゃできないですね。」 ーで、どうやら最近になって分かったんですけど、そんな風に言ってくれて嬉しいのになぜか色々と疑っちゃって、彼の携帯を見てしまったんです。 「あら。成る程。」 ー見ていいことなんてやはりありませんね。 僕以外の男性とはそういうのはなかったんですけど…女性との連絡の取り合いがあって… どうやら彼、バイみたいなんです。 どちらも抱けるっていうか… 「なーるほど。けどそれは浮気ですよね?」 ーそう…ですね。僕からしたら。 けどよく考えてください。彼とその女の子は、 恋人だったとしてそうなると結婚もできますよね。そしたら僕…僕が浮気相手じゃないですか。 武田さんはボロボロと泣き始めた。 ーうっ…僕はずっと幸せでいたいのに… 「お辛いですね。私は今とっても悔しいです。 だって武田さんはこんなに彼を愛してるのに…」 ー僕は彼がいれば将来のこととか考えなくていいって…彼と生きていければって… 本気で思ってたんですよ。 「彼には聞いてみたんですか?」 ーいや。。もう聞くのも怖くて。 彼がそっちで幸せでこっちでも幸せならいいかなって。 「なるほど。それで見なかったことに?」 ーはい…けど最近彼の欲求が凄くて。 「性欲ですか?」 ーそうなんですよ。もうズンズン。 「なるほど…満たされてないんですかね?」 ーさぁ。けどミミ子さんならどう思う? 「えっと、彼が浮気してて私に対しては性欲をむき出しにしてくることですか?」 ーそう。 「怒っちゃいますね。というかもう別れちゃうかもしれないです。」 ーまあ。そうだよね。普通ね。 けど僕、ホモだからさ。 で、僕考えたんだよ。彼が浮気してるなら僕も。ってね。 「あーなるほど。」 ーで、最近になっていい方がいるんだ。 「んー。ちょっと待ってくださいね。 最初に聞けばよかったんですけど… 武田さんはどうなっていきたいんですか? 彼がいなくても生きれるようになりたいんですか?それとも彼でなくともみんなから人気を得ていきたいんですか?」 ーえっ。うーん。 武田は黙り込んだ。 「武田さんがどういう人なのかもっとこれからも知っていきたいと思ってます。 だけど、メンタルビジネスコンサルタントとして、その相手がこうだから自分もこうするといった考えはおススメできません。 それではますます、武田さんのおっしゃる偏見が強くなってしまうんではないですか?」 ー僕は… 武田はすこしまた涙ぐんだ。 ー僕は悲しかったんだ。 「うん。そうですよね。悲しかったんですよね。 彼のこと大事だったんですよね。」 ー初めてなんだ。受け入れてもらったの。 だからすごく大事な人なんだ。 なのに…なんで嘘なんかついたんだよ… 「私は武田さんと話を始めたときから そんなきもちなんだろうと思ってましたよ。」 ーホモってだけで今までたくさん傷ついたんだ。悲しいこともたくさんあった。 最初から恋愛対象から外れてることに虚しさを感じて苦しかった。生きづらかったんだ。 そんな時に彼が僕を抱きしめてくれた。 愛してくれたんだ。 「武田さんの想いがつまってますね。 彼に話をしてみてはいかがですか?」 ー携帯見たことを言えって? 「それは武田自身が決めることです。 大事なところはそこではなくて、 これから先も偽りなく一緒に居たいということです。女性のことも聞くのがベストだと武田さん自身思ってるんじゃないですか?」 ーそうだよね。 今日帰ったら聞いてみようと思う。 言えなかったら? 「また落ち着いていえそうな時に言えばいいんですよ。あなたの人生です。私が力になれることはしますからね。」 ーありがとう。 あ、もう30分以上話しちゃった。 ごめんね。ミミ子って素敵だね。 「とんでもない。 私はいつでも味方ですよ。」 ーまた報告するから、予約とるね。 ありがとう。また。 「いつでもメールして下さい。 はい。またお待ちしてます。」 ープツン 今日のメモ どんな恋愛もみんな人間同士の恋愛。 恋愛対象とか関係なく、 愛し合ったり喧嘩をすることはある。 偏見も全て人間として生まれたからこそ得れる経験では…? 武田さんは自己肯定感がブレやすい。 自分を大事にできる人。 なんだか今日は 不思議な空気感でしたね。 私はホモやゲイと言われる方達の ミステリアスな雰囲気が好きなんです。 あなたはどうお考えですか? 難しいこともありますけど、 やはりこの仕事はやめられませんね。 どんなセックスをするのでしょう… 今度機会があれば話してみましょうかね。 でわ。また。
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