遺書

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遺書

大好きだったお父さんとお母さんへ。 2人がこれを読む頃には、僕は天国(地獄かも)に向けて歩きだしてる。 こんな事になってごめん。 でも……。これ以上はもう頑張れないんだ。 僕がいなくなった事、2人が悲しんでくれてるといいなって思ってる。 さすがに寂しすぎるから。 2人がまた一緒に暮らせるようになったら僕は嬉しいんだけど、たぶんそれは難しいよね。 だからお金は半分づつ、仲良く分けてください。 たくさんあるから(使う暇はなかったよ)ケンカしないで。 お父さんとお母さんが、僕のぶんまで幸せになることを祈ってます。 さて。そろそろ行かないと。 ほんとにごめんなさい。天国(たぶんね)で2人の事待ってるから。 それまで、さよなら。 ー 志田幸宏 ー
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