~Ⅰ秘密持ちの彼女~

12/12
前へ
/12ページ
次へ
 この日の午後三時。俺たちは三人で紅茶を楽しんでいた。一人の時間もいいが、たまには親しみのある人と安らぐのも悪くない。 「なるほど、颯太、こうして茶を飲むのも、悪くないな」 「ほんと、美味しいわね」 「そうだろ」  俺たちの穏やかな笑い声は、町へ流れていった。  ~完~
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加