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「ぁあ……ペッシェ……そなたは女神だ……」
「……何を寝ぼけたことを……こんな粗チンでは女神の股にハメることなど叶いませんよ。さあ、陛下。休まず、もう一度私の尻に種付けを」
「ペ、ペッシェ……何度致せば良いのだ!い、いや、致したいのは山々だが、そなたの尻は心地よすぎてツライのだ」
剥きたての子供のようなイチモツは敏感すぎるのだろうが、容赦するつもりはない。
「陛下、これは姫の夢の中、私が孕むまでは何度だってできます」
なんの根拠もなく言えば、陛下はあっさりとその気になった。
「ならば、姫のために頑張らねばならぬな。イチモツは痛むが、心ではそなたが欲しくて、欲しくて」
今度は私の背後から陛下がのしかかった。
「おおお……これも良いな。獣のようで」
「まさか、後背位でなさったことがないのですか?」
「……それは、ま、まあ」
「ほう……。ではお妃様とはどのように」
「なっっ……そのようなこと言えるわけなかろう!」
「……どうせ、正面から挑み、果てるまで抜き差ししただけで、なんの奉仕もしなかったのでしょう」
「……な……なぜわかったのだ……!」
最初のぎこちなさすぎる腰振りですぐにわかる。これまで自分から体位を変えようとしたこともない。
「陛下、私にはなんの遠慮も不要です。恥など忘れ、獣のように腰を振って快楽の果てに連れて行ってくださいませ」
振り返って舌を吸いあげれば、私の中で、再びイチモツがドクドクと脈打ち始めた。
「ああ、ペッシェ……ペッシェ……この中に私の精液が満ちているのがわかるぞ」
私の腹をなでながら、激しく腰を振る。
荒々しさは初めと同じだが、私の反応を見て快楽を与えようという気遣いが出てきた。
「陛下っ陛下……ぁあっ!もっとです!もっと種を注いで。私が孕んでしまうほどに」
「ああ、姫の夢が醒めても、この素晴らしき尻穴を愛し、腹一杯に私の種を注ぎ込んで孕ませたい!んはぁっ!……ん?しかし男のそなたがどうやって孕むというのだ……?」
何をいまさら。
そんなのただの例えだ。
ムードだ。
孕むわけなどない。
けれど……。
快楽に流され、尻に精液をたっぷり流し込まれた私も、この男の子供を孕みたいという気持ちになってしまっている。
「んっぁあ……このまま私を快楽の果てに連れて行き、貴方のイチモツ無しではいられない体にしてくださったら、きっとその時には……んっんぁっ」
「お、おお!そうだな!ああ、ペッシェ……そなたの尻穴は天国への道。そなたの乳首は幸福を咲かす蕾。そなたのイチモツは栄光への架け橋……ペッシェ……ペッシェ……」
陛下がうっとりと趣味の悪すぎる詩を詠う。
その時……。
『あら、お父さま?何をなさっているのです?』
ひゅっ……。
私と陛下の喉が同時に鳴った。
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