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それからしばらくして、おおかみくんの前にしかくんが来ました。
「あっ、しかくん!!ぼくと一緒に遊んで欲しいんだ」
いつも森のみんなに優しいしかくんなら遊んでくれると思って、おおかみくんはしかくんに言いました。
「...ごめんね。遊びたいんだけど、ぼくのパパがきみのパパを怖がるんだ。それで遊んじゃだめだって言われてるんだ。本当にごめんね、おおかみくん」
しかくんはとても申し訳なさそうにおおかみくんに行って去っていきました。
「...ぼく、本当は、本当は...」
涙があふれそうです。
おおかみくんは、また一人になってしまいました。
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