第七話 世界はあなたの色になる

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睡眠時間は足りていないかもしれないが 不思議とみゆきは彼と愛をかわすと 翌朝は彼から迸っているエネルギーを 補充されているような感覚になる まったく信じられない事だが みゆきは彼との密かで親密なこんな夜を かなり楽しんでワクワクしていた 窓から差し込む月の光をうけて 腰を打ち付ける彼の裸体は みごとなものだった 全身の筋肉がひきしまり 日焼けしてたくましい 大きくてあり得ない程に麗しい 彼の裸体を見ているととてつもない 勢いで欲望がふくらみ湧き上がってくる そして今にも自分を貫こうと はち切れんばかりに大きくなっている 彼の物を見るたび欲望というものの すさまじさを知る 人が理性も道理もなくしフラフラと 愚かな振る舞いに走るのも今ならわかる 男女がこれほどこの行為に大騒ぎするのが 身を持って理解できる
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