5586人が本棚に入れています
本棚に追加
不思議そうにその様子を見ていると
牝馬がチラリとみゆきを見た
大きな睫が長い・・・
琥珀色の瞳に見つめられてみゆきは
ドキリとした
そして
「誰よこの女」
とばかりに英明にブヒンッと鼻を鳴らし
彼を突いた
「いてっ・・・なんだよ 」
そう言いながらも彼は優しく牝馬に
話しかけ 鼻先を叩いて下がらせ
そっと車を発信した
みゆきは思った
気位の高そうな彼女は
今後ライバルになるかもしれないわね・・・
ライバル?
またおかしなことを思ってしまった
みゆきはここに来て奇妙な考えに
戸惑っていた
最初のコメントを投稿しよう!