第四話 荒野のカウボーイ

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不思議そうにその様子を見ていると 牝馬がチラリとみゆきを見た 大きな睫が長い・・・ 琥珀色の瞳に見つめられてみゆきは ドキリとした そして 「誰よこの女」 とばかりに英明にブヒンッと鼻を鳴らし 彼を突いた 「いてっ・・・なんだよ 」 そう言いながらも彼は優しく牝馬に 話しかけ 鼻先を叩いて下がらせ そっと車を発信した みゆきは思った 気位の高そうな彼女は 今後ライバルになるかもしれないわね・・・ ライバル? またおかしなことを思ってしまった みゆきはここに来て奇妙な考えに 戸惑っていた
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