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こうしていてもらちがあかない
みゆきは暗い気持ちになった
どうしたらいいか分からない時は
質問にかぎる
「それで・・・・
私の家にきたのは何か用事があった?」
「え?あ・・・・・」
そう言うと彼は今異次元から戻ってきたと
ばかりにハッとして
胸ポケットから4つ折りの紙を取り出して
みゆきに渡したのでなんだろうと
広げてみた
すると自分が雄介の親に宛てた手紙だった
そこで悟った
彼が雄介の父親なのだ!!!
でも苗字が違う・・・・
彼の名字は狭間で雄介は松山だ・・・
みゆきの豊かな想像力がめぐるましく働く
そうよ!
雄介君は彼の奥さんの連れ子なんだわ
という事は籍を入れてないの?
雄介君は奥さんの方の姓を
名乗っているのかしら?
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