第三話 不思議な人No2

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困った時の癖でみゆきはとめどなく 話し出した 「あ・・・あの・・・ 差し出がましいとは思うのよ? 普通は教師はあんまり生徒のご家庭に 踏み入ってはいけないと思うのだけど・・ 最近の雄介君の授業態度に・・・ 少し問題があって でも本来の彼はとても優秀なの ただね今日も彼は授業中に急に泣きだしてー」 「雄介は」 英明がみゆきをさえぎった 「俺の子ではない」 「え? 」 「雄介の親は俺の牧場にいる」 「そうなの?じゃぁどうして この手紙をあなたが持っているの? もしかして 今日教室に来てくれたのもこの件で?」 「明日来てもらえるかな?」 二人はしばらく見つめ合った
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