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強烈
「光雄さん!!」
「美穂ちゃん!」
2人はこれまで押し込んで圧縮された、
まるでペットボトルの炭酸を幾度となく揺さぶり、繰り返し、破裂寸前まできていた強烈なエネルギーを一気に爆発させた。
光雄は美穂の頭の先から足の先までを
愛おしむように丁寧に愛した。
美穂は感じたこともない果てしない快楽に痺れ、
意識が遠くにいくようだった。
やがて光雄が入ってくると
更に猛烈な快楽に悶えた。
まるて感じた事のない歓びが
子宮に突き刺さる。
それまでの男達はなんだったのか。
それほどまでに凄まじい漢だった。
美穂は初めて本物のエクスタシーを得た。
それまでのエクスタシーとは違う挿入での本物のエクスタシーは
腰を痺れさせ、脳内から何かが吹き出るようだった。
快楽に、幸福に満ちる気持ちに包まれ
呆然と天井の隅を見つめる美穂に
光雄は優しくキスをしてくれ
腕枕をしてくれた。
美穂は感じた事のない深い安心と愛を感じたのだった。
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