頭のネジが数本外れた男…瑠夏の家へ… 

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ピンポーンッ インターホンの音にビクリと俺の体は跳ねる。 きっとこいつの迎えが来たんだ。 いつまでもここにいるわけには行かない。 「これはマジでいらねえから…俺…もう行くわ…」 受け取ろうとしない所在なさげな一万円を俺は瑠夏のズボンに俺は捩じ込む。 そして声をかけられるより先に瑠夏の脇をすり抜け玄関へと向かった。
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