シーズン1-2【生まれてきた意味】

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シーズン1-2【生まれてきた意味】

中学を卒業したら、 名門の女子高へ通ってぇ モデルの仕事をしてぇ もちろんイケメンと恋愛とかもした~い って 期待に胸を膨らませていたのだけど でも現実はちょっと違った・・・ 名門女子高へ入ったのはよしっ! モデルの仕事は・・・ プロではなく読者モデルをやってる。 何故ならポチに言われた仕事をやらなければならないから あと・・・イケメンとの恋愛はまっったくなし! 女子高へ行ったことを少し後悔してる・・・。 -------------- というわけで、ポチに言われ 毎日必死に ”地球のひずみ” を整えるという任務を遂行している。 なんだそれ?って感じでしょ! わたしもなんだかさっぱりわからない。 具体的な方法もわからない ただ何となく空気を感じて、 イメージできれいにしていく。 効果があるのかどうかもわからず、 ただひたすらやる。 やらないとポチに怒られる。 何故やらないといけないのかをポチに聞いても教えてくれない、 というより きっとポチも知らないんだと思う。 なのに偉そうに支持するから、ちょっとむかつく。 -------------- 空気を感じるとか、イメージするとか その方法はわたしの部屋に遊びに来る黄色い鳥に教えてもらった。 わたしはその鳥を ”小鳥先生” と呼んでいる。 せっかく高校生活を満喫しようと思っていたのに これじゃ納得いかないと、 あるとき私はポチにブチ切れた!! 「もうこんなのやりたくない!! どうやったらいいのかも、 効果もわからないのにやる意味はあるの? そもそもなんで私がやらなきゃいけないの? 他の人がやればいいじゃない! こんなことばかりやってたら、読モの仕事も入れられないし 彼氏もできないし~高校生活全然満喫できないじゃん!! もうやめる!!」 -------------- するとポチが 「なるほど・・・。 お前ひとりというのは少し無理があるよな・・・ ふむふむ。 もしかしたら 『星のかけら』を持った人が 他にもいるかもしれない・・・・」 といった。 「そうだよ!きっと仲間がいるはず、 だってこんなの一人でやったって 意味あるのかわかんないし、 大勢なら、なんか効いてる気がするし!」 ポチはちょっと困った顔で 「そういう問題ではないだろ・・・」 -------------- 「よし!探そう!」 わ~なんか冒険みたいで楽しくなってきたかも~ 「ところで、どうやって???」 「・・・わしはしらん・・・。」 「・・・。」 結局なすすべなしで2か月が過ぎていった。 だけど・・・ わたしたちの知らないところで すでにそのことは大きく動き始めていた。 ------------
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