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第4話僕は正しい!
朝っぱらからこんな訳のわからない事に巻き込まれたせいで、学校には遅刻ギリギリだった。
俺はすんなりとと売れたのだが、若葉が服装チェックの風紀委員に引っ掛かった。よく考えたらそうだ。スカートの下から尻尾が生え頭には猫耳、こんなふざけた格好の奴が服装チェックに引っ掛からないはずがない。
「待っといてやりたいが、このままじゃ遅れちまう。すまん」
そう言って俺はその場を後にした。最悪な行動だ。
「さて、2年B組伊東若葉さんその格好はなんなんですか?」
「あのやろー、私を置いて逃げやがって」
「な、僕を無視するな!」
「あれ、と言うか君誰?」
「誰とは失礼な僕は風紀委員委員長、
倉柳恋歌だ!」
「ふーん恋歌ちゃんかよろしくね。それじゃあまた」
「逃がすわけないだろ、伊東若葉💢そのふざけた格好はなんだ!」
「これは、私もやりたくてやってるわけじゃないの!あいつ(占い師もどき)が悪いの!」
「あいつ(佐藤勇花)がやらせたのか!なぜそんな格好をさせられている。場合によってわ、あいつ(佐藤勇花)警察沙汰だぞ。」
「私が幼なじみについて相談したらこうなったんです!」
「あいつ(佐藤勇花)め、そんな純粋なことで悩んでいる少女にこんなことを・・・」
「なんて奴だ!許せん!取っ捕まえてやる」
そう言って、恋歌は校舎に向かって走っていった。
「えっ?校舎に犯人いるの?・・・は!まさかモブか?あいつなのか?あのやろー、取っ捕まえてやる💢」
こうして、騒がしい1日が始まった。
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