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第6話我がパーティーに入るがよい!
放課後の出来事、伊東若葉はとても安心していた。なぜなら、突然生えてきた猫耳について誰もいじって来ないからだ。まぁ当然だ、男子からしたら金髪美少女が猫耳ご褒美でもある、注意してはずされたらたまったもんじゃあない。先生が注意しなかったのはそもそもの先生の格好が狂っているからである。そもそも数学教師がでっかい剣を持って授業をしているのような学校だ。誰も違和感はもたなかった。しかし彼そう高木俊作は気づいてしまう、その猫耳に!
「バーサーカーよ!その魔獣の耳は一体なんなのだ!答えられんというなら、我がエクスカリバーで切り取るぞ!」
「切り取れるなら切り取ってよ!」
ならといって彼はカバンのなかから、エクスカリバー(彫刻刀)を取り出したそしてスパ!とはいかなかった。そこを止めたのは佐藤だった。
「ほう、君ごときの魔力で我を止めるか、ブレイバーよ」
「ブレイバーじゃねーし、魔力もねーよ。」
「嘘つけ、貴様はソロモンだろ!魔力はあるはずだ!」
ブレイバーどこ行った?そういった疑問はなしだ。
「ないもんはない、てゆーかお前だったらこの耳マジもんなのわかんねーのか?」
「確かに、本当ものににているが第一彼女は人間だろ精巧な飾りものだと思うのが妥当だ。」
(こいつにはこれを使うか)
「いいか、この耳は魔力によってつけられた。本当の耳なんだ、で若葉いわくつけた奴はどっかいってしまったらしい。だからお前のダークホースが必要だ。手伝ってくれるか?」
「もちろん!」突然テンションが上がった。
「我が魔力でさがせぬ物はなしでは今週の日曜日でもどうかな?」
「ありがたいぞ、ダークホース」
「明日、明日♪」
そういいながらスキップしてさっていった。
「待て!話は聞いた!なら僕も同行しよう風紀委員としてそれは外してもらわなけば!」
パーティーに仲間が増えた。というかいらない、て言うか半ば強引だ。
こうして、明日は中二病、風紀委員長、猫耳少女、俺で探し物をすることになった。
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