とあるヒーロー戦隊のリーダーですが、最終回で死にました

第28話

ボス魔王「…その投稿は、かなりバズった」
レッド「そらそうでしょうよ！世界を奪おうとしてる魔王様のお言葉だもんね！？」
ブルー「それで誰か協力者は見つかった？」
ボス魔王「…それがな…」

ボス魔王「…結局一瞬の煌めきだけで終わってしまったらしい…」
ピンク「あー、あるある…ちょっとトレンド乗ったところで、ね」
ボス魔王「…人の興味など移ろい易い物だ…」
レッド「何の話してんだよ！」
ボス魔王「…だがしかし…少なくともカニドウラクンのフォロワー界隈には伝わったはずだ…」
ブルー「うん、今はそれでいいかな…後々To〇etterに乗ればまたジワジワ話題になったりするし」
レッド「お前らSNS詳しいな！」

ピンク「でも一歩前進ね」
レッド「全く…」
レッド「はあ…これからどうすりゃ良いんだ」
ボス魔王「…我々も…打てる手は全て打った…」
レッド「また他の作戦を考えなきゃならねぇな…」

レッド「(…ん…？」
レッド「(何か忘れている事があるような…？」
レッド「(なんだ…？引っかかる事が…ひとつ…！」

レッド「…！！」

ボス魔王「…どうしたレッド…我の妹属性に興味が有るのか…？」
レッド「ちげぇよ！てかお前妹属性かよ！」
ピンク「(メモを取る」
レッド「さっきからそのメモなんだ！ネタ帳か！」

レッド「…」
レッド「…俺は今、気付いたことがある…」
レッド「…」

レッド「…もう1人！強力な協力者がいることをな！！！」