お便りの時間です

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 「うだうだ考えても仕方ない。俺たちでストーカー野郎をぶっ飛ばしに行こう」  デュランドはすっくと椅子から立ち上がった。  「相手は魔術士よ、キレたら何して来るかわからないのよ。まっ正面から行くって危険過ぎるじゃない!」  「それなら、お前も一緒だろう。キレたら何するかわからないなら、お前もキレて暴れりゃいいじゃねぇか。いっちょいてこましてやれ」  はははと笑いながら、デュランドはテーブルの下に置いた剣と盾を、背に担ぐ。  「相手が魔術士なら俺も話は別だ。丁度さっきつまらねぇものを斬っちまったしな」  リカルドは壁に刺さった剣を抜くと「悪いな修理費はうちが弁償するよ」と鞘に納めた。  「あたしはストーカーの家のもので、元をとりますか。呪われたアイテムしかなさげだけど」  リオナはレジに向かう。  「オレたちもリカルドの兄ぃのお供するぜ」賞金稼ぎたちはウェイトレスを呼びつけると五種の薬草のチャーハンを注文した。
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