旧校舎奇譚
1/1
読書設定
目次
前へ
/
110ページ
次へ
旧校舎奇譚
私達の学校には、開かずの旧校舎がある。 「どうして取り壊してしまわないんです?」ある日の下校間際、私は先輩にそう訊いた。 先輩は教えてくれた。「人道的配慮ってやつさ。あそこではね、忍び込んだ人達が今も彷徨っているのさ。ご覧」 見上げると、誰もいないはずの四階に、明かりが灯っていた。
/
110ページ
最初のコメントを投稿しよう!
9人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
243(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!