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サンジ9
ここまでが私の経験した全てです。
たった一週間程度の記録でしかないです。それに私の拙い文章でどれだけの事が貴方に伝わったか分かりません。
しかし、貴方には私が体験した恐怖を体験して欲しくないと思っています。だからどうか、くだらないと一蹴しないで欲しい。
ここに私が学んだこと全てを記します。
この本を読んだ貴方には、読んだ今この瞬間からアレが付き纏います。
アレが現れるのは3時から3時1分までの1分間。
そして『サンジ』に関する時。
私が出くわす事になったのは、交通事故という『惨事』の場面。そして山中の道という『山路』の場面の2つでした。
しかし『サンジ』は他にもあると思います。気をつけてください。
残念ながらアレが現れる目的は分かりませんでした。
アレから逃れる方法は1つです。
タイトルを『サンジ』とした文章を書き、他人に読んでもらうこと。
媒体は何でもいいと、私の読んだ『サンジ』の本には書いてありました。
ネットで文章を書こうが、本にしようが何でも構いません。
内容も何でもいいです。私のように体験記のようにしようと、何か物語を書こうと自由です。
アレは何もしてきません。ただ、そこにいるだけ。
しかし一度見てしまったら、生涯付き纏い、脳裏にベッタリと貼り付いて消えてはくれません。
もしこの本を貴方が読んだことにより解放されたとしても、この恐怖とは一生付き合うことになるでしょう。
なのでアレを見てしまう前に、早めに行動を起こしてください。
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