落ちこぼれ魔女の黄金色と赤

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ある人里離れた森の奥深くに、一人の魔女がいた。 美しい黄金色の瞳、絹糸のような柔らかな髪、豊かに実った胸、白い肌とたおやかな四肢。 それら全てを覆い隠す赤いローブを着たその魔女の名はローザ・デ・デルティ。 極度の人見知りで緊張しい、本だけが友達だった彼女はコミュニケーション能力が壊滅的で、碌に仕事も受けられない。 落ちこぼれ魔女のローザ・デ・デルティ。 そんな彼女は今日も今日とて、薬を作っていたが……
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