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第9話 卑劣なセイ王国
国境沿いで相変わらず小競合いが続く。ウッホ王国と亜人種連合国は新技術で以前よりも被害は激減した。対してセイ王国は武器と鎧が毎回失われるので経済的に疲弊して来ていたのである。
「これでは…戦費が不足する」
セイ王国王は重鎮にそう言うと同盟国であるヤラナイカ国とラゾク国に援軍を求めた。同時に国内に居る隷属された亜人種を集めると亜人種を盾にすることを考える。
それから1か月後、ヤラナイカ国とラゾク国より援軍が到着した。そして会議が開かれる。
「ウッホ帝国と亜人種連合国の同盟は脅威だ。これに対して我らは亜人種を盾に進軍するしかないだろう」
「そうだな。今回の戦で亜人種を失っても亜人種連合国とウッホ王国から補充すれば良いのだから」
そして各国は軽武装させた亜人種の軍勢を先頭に押し出すのであった。それを3国の司令官10人ずつが指揮を執る。亜人種3000人、各国の兵士が5000人ずつ。合計18000人の大部隊だ
「これは卑劣な…」
亜人種連合国では大勢の隷属された亜人種が攻めてくるのを見て怒り狂う。
「亜人種を盾にするとは…これでは殺傷力の高い兵器が使えないではないか…」
兵士たちは口々にそう言った。幸い、国境の防壁は魔術式で強化されている。よっていくら攻撃されても全て防御できた。
「亜人種に鞭を撃て!」
国境を攻めきれない亜人種に連合艦隊は鞭を打つ。そして亜人種の苦痛の声が響き渡るのであった。
「おのれ…よくも同胞を…」
亜人種たちの怒りは頂点に達しようとしている。しかし隷属された亜人種が殺されそうにはなかった。殺してしまえば国内の労働力が一気に減るからだ。
「フム、亜人種の補充が出来ない以上、見せしめに殺せないのは…いや、数人殺してみるのも良いだろう」
連合軍の司令官がそう言うと数人殺せと命じた。そして亜人種が数人殺されそうになった時だった。
「そこまでだ!」
不意に空から声が聞こえた。武司がムササビスーツにジェットエンジンを背負ってやって来たのだ。
「おぉ、我が盟友よ!よく来てくれた」
狂戦士王はそう言いながら武司を迎え入れる準備をする。
「少し待っていてください」
武司はそう言うと上空から浄化の光を照射した。すると亜人種の隷属の首輪が消えていく。
「イッツ ショータイム」
武司はそう言うと下半身を露わにして、上空から触手状に伸ばした一物で処刑しようとしていた人間を吹き飛ばす。そして亜人種の後ろに控える軍隊に催淫剤ミサイルを発射した。
「体が…熱い」
そう言いながら軍隊は混乱が生じる。何と防壁にサキュバスの百合動画を映し出したのだ。それに我慢できなくなった兵士たちは鎧を脱ぎ捨て自慰行為を始める。
「サキュバス隊!兵士を気持ちよくしてくるんだ!!」
武司がそう言うと武司の背後から1000人のサキュバスが飛んで来た。そして兵士にエロい事をしながら白濁液を奪っていく。
「抜いて欲しかったら一列に並びなさい」
サキュバスがそう言うと兵士は全裸で一列に並びだした。
「お前ら!ここは戦場だぞ!!戦うんだ!!」
後方から将軍が大声で命令するが性欲の前にはその声は無意味であった。
「君達にはお仕置きが必要だ」
武司はそう言うと将軍の鎧を一物で切り裂く。同時に隊長クラスや貴族なども一物で一か所に集める。そして各国から派遣された司令官たちは触手状の武司の一物に捕まり後ろの口を大きく開くポーズをさせられた。
「それではお仕置きだ」
そう言うと武司は司令官の後ろの口に催淫剤が滴る一物をぶち込む。
「痛い…でも気持ち良い」
将軍や司令官は歓喜の声をあげる。
「武司殿!助太刀いたす」
そう言いながら狂戦士王がやってくるとお偉いさん達の後ろの口に一物を突っ込みながら腰を振りだす。狂戦士も掘った相手を隷属できるのだ。
そして軍隊の最後尾では男達の喘ぎ声とリズミカルな打音が響き渡った。
「もっと気持ちよくしてください」
軍のお偉いさん達は完全に理性を失っていた。そんな彼らに武司は触手状の一物を後ろの口の中で回しだす。すると彼らは白濁とした液体を一物から放出させながら善がり狂う。
「そろそろフィニッシュだ!」
武司はそう言うと激しく一物を差し入れする。そして彼らの後ろの口に生暖かい液体を放出した。同時に彼等の首には隷属の首輪が出現する。
「命令だ!自国を攻めて来い!!そして我ら同盟に無条件降伏しろ!!」
武司は卑劣な命令を彼らに下す。彼らはそれに逆らえない。そしてスッキリした兵士を引き連れ自国へ攻め込むのであった。
「武司殿、同胞の命をお救い下さりありがとうございました」
戦が終わり、隷属されていた亜人種を救い出すと狂戦士王は武司に礼を言う。
「僕とあなたの仲じゃないですか。助けるのは当たり前です」
武司はそう言いながら微笑むのであった。
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