24(終) ひとつの答え、もうひとつの始まり

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「マスター…二菜の兄貴はこの街に今残ってるレイドプレイヤーを全員解き放つらしい。レイドプレイヤーは五人だけだが、全員能力はけた外れらしい…現に俺はそのうちの一人と一戦交えているから分かる…ヤツらの強さは本物だ。」 「蓮、それって前師匠が言ってた計画と一致してないか?」 「確かにそうかも。だけど、レイドプレイヤーを使ってあの人は何がしたいのかしら。」 「…復讐じゃないかな。兄さんはこの街のどこかにいるある人を恨んでるの。兄さんはその人を街の人もろとも消すつもりだよ!」 『…ひどい。』 「そして俺は、レイドプレイヤーのうちの一人…10と結託することにした。もちろん、裏切るようなことがあればヤツを真っ先に潰す。」 蓮の一言に衝撃を受けたのは新太でも三樹でもなく二菜だった。 「10…って、私のお兄さん代わりの人だよ。蓮…この前一緒に戦ったあの竜の戦士は覚えてる?」 「おお、っていうか俺はアイツと宿敵で有事の戦友って間柄なんだ。」 「私、この計画を止めたい!チームだからじゃない…私が元レイドプレイヤーだった身として、付けるけじめはしっかり付けたい!」 二菜の目は決意に満ちていたこともあり、いつにも増してキラキラしていた。 「…っというわけだ。俺たちは今後、他のプレイヤーとは別枠で活動することになる。無理にとは言わないが、気を引き締めてくれ。」 「蓮とか二菜が言うんじゃしょうがない…それに、ガチのバトルはオレの本領発揮ってとこだ!」 「引き受けたなら最後までやりましょ!」 『応援しますね!』 「オレたちチームFour Animals…いくぞぉぉ!」 「「「『おーーーっ!』」」」 ~次章予告!~ 『悪いね、マスター…いつまでも待ってるほどオレはお利光さんじゃないんだよ。』 マスター・氷上神矢、暗殺!?01が何もかもを支配する!? そして、新太の過去と闇が臨海市を地獄の底へと叩き込む! ARライブズ!Part5~始まったDead Project!~
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