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「今日は中等部のおさらいだったが明日からは実技になるからなー」
そう言って教室を出ていくミグル
「シンくん1時限目全部寝てたでしょ?」
ニヤニヤしながら言ってくるヤヨイに少しムカつく
「なんだよわりーかよ」
「いや別に悪くは無いけど。起きてないとテストの時大変だよー?」
別に中等部のおさらいなんか聞いてなくても分かるわ
魔術の教科書をしまい歴史の教科書を出す
「次歴史だねー。僕歴史嫌いなんだよね。その次の薬草の授業は好きなんだけどなー」
俺はどちらも嫌いだよなんて思いながらふと歴史の教科書を開く
「プラヴィ…か」
開いてすぐの目次の背景にはこの王都の中心にある王城と最強のギルド「プラヴィ」が載っていた
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