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「なになにー?やっぱシンくんもプラヴィに興味あるのー?」
心底意外そうな顔に少し疑問になる
「なんでそんな顔なんだよ。プラヴィっつったら皆憧れるもんじゃねーの?」
「んー。なんかシンくんはそういうの興味無さそうだったからさー」
へー
「別に俺も興味はある。どちらかっつうとお前の方が興味なさそうだけどな」
そう言うとヤヨイは少し驚いた顔をして顔を綻ばせた
「流石シンくんするどーい!確かに僕はあんま興味ないかなー」
ニヒヒと聞こえてきそうな笑い方するヤヨイ
似合うなその顔
お前腹黒そうだもん
そう思った時にガラガラと音を立てて入ってきたのは女の教師
多分歴史担当の教師だろう
「Aクラスの歴史を担当します!ファルファです!よろしくね!」
元気そうな感じ
早速授業を始めるファルファを見つつこの時間も寝そうだなと思う
「さて!さっそくですが教科書の目次に載っているプラヴィについては皆さんご存知ですよね!実は意外と知られてないんですがこの名前の由来はなにか知ってますか?」
そう言いながら見渡すファルファと目が合わないよう伏せる
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