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むかし、むかし
あく*ちゃん、ルチル先生、イカタル*ちゃん。
このトリオは自分の中でちょっとツボだったりします。
時折、イカタル*ちゃんは暴走します。
頭がこんがらがって、大きな渦潮を作りダイオウイカタル*に変身してしまうのです。
多くの勇敢な男達は、串を持ち、刃を持ち巨大なイカに立ち向かいます。
「いぢめゆるさなーい!もー怒ったぞ!」(イカイカパニック暴走モード)
串は折れ、刃はボロボロにかけ、ピコピコハンマーは頭が取れ、もう誰もダイオウイカタル*に勝てる男はいなくなりました。
そこに、ひょっこりと現れたのが、ウナギの頭巾を被った小さな少女と少女を見守るフクロウ。
є(。•Θ•。)э「ねーねー。イカさんは何故怒っているの?」
🦑「みんなが、なんで10本も足があるんだ?って言うんだけど、イカタル*には8本しか見えないの。でもみんなが10本だって言うんだよ!どこにあと2本あるの!?」
є(。•Θ•。)э「うーん。いっぱいあるから、あく*じゃ数え切れないなぁ。ウネウネしてて数えにくいし。困ったなぁ。ルチル先生ー」
🦉「はい。あく*さん、どうしましたか?」
є(。•Θ•。)э「せんせー。イカさんの足は何本が正解ですか?」
🦉「イカタル*さんは間違ってはいませんよ。イカの足は8本です。そして、腕が2本あります。皆さんはその腕が足に見えてしまったのかもしれませんね。」
🦑「これは手だよーって言っても誰も信じてくれないの」
є(。•Θ•。)э「よしよし。大丈夫だよ。あく*と、せんせーは信じるよ!」
🦉「イカタル*さん、大変悲しい思いをされましたね。でももう大丈夫ですよ。もし今後そうゆう方がいれば、私が説明しますよ。だから怒りを鎮めてくださいね」
є(。•Θ•。)э「あく*も助けるよー✨」
(涙を出しながら、どんどん小さくなるダイオウイカタル*)
🦑「ありがとー✨」
わずか30分の出来事であった。2人の優しき勇者により村に平和が訪れた。
🐭「村長!あく*ちゃんと、ルチル先生に報酬を!!あのダイオウイカタル*を見事に手懐けました!!」
🐶「うむ。最高級饅頭を用意しておくのじゃ」
って、また妄想です(๑´∀`๑)
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