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看護学生はつらいよ①
看護学校に入ってから1回目の大きな挫折は、
2年生の7月に行った基礎実習の時。
学生時代の実習は1クールが3週間で、
基本的に月~木は病院で実習して、
金曜は学校に戻り実習グループと担当の先生と打ち合わせや振り返りをする事になっていました。
この時の実習は心不全の90歳近いおじいちゃんを担当させてもらいました。
ですが…
この実習での壁は、病棟の指導看護師さん…
マジ怖かった、というか厳しかった。
若干いじめに近い(-_-;)
私の実習グループは6人くらいで、
それぞれ同じ病棟で、各自一人担当患者さんを持たせてもらっていました。
実習に入る前に患者さん情報をもらって
疾患や予想されるケアの復習をしてから臨むのです。
看護学生時代の実習で、何が辛いかといったら
もう膨大の記録です。
実習中は2・3時間睡眠で、朝は5時起き。
その日のまとめや翌日の準備、
ケアプランの計画書を作るのにも、基本的欲求という12項目について
A4用紙12枚にみっちり医学的根拠に基づいて論じ、
ケアプランだって毎日変更していくので、
毎日毎日書き直しと追加の書類。
他にも、患者指導するためのパンフレット作りもあったり。
とにかく3週間、疲労困憊でした。
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