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正直に言って、このオンナの第一印象は良かった。それは、一年の頃の初期のようなもので、接した第一印象は“微妙”なものだ。なんとも言えないとしかないと思う。そして、一番は、よくわからない“変なオンナ”だとも思った。
出会った日は、まだ四月の終わり。
春の嵐も、四月の雨がまだ降っていなかった頃のハナシ。
終わりかけのサクラが、散りきれていない。
そんな日、連休に入る一週間ほどの、彼女と僕は“20センチほどの秘密”との出会いを果たした。
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