第10章 地底都市の散策

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人里に住むとは言ったが…空き家は無さそうだ… 「仕方ない…里付近に家を建てるか…紅魔館で働いた分と異変解決で貰った報酬がまだ残ってるからな……材木さえあれば…」 「何をしている?」 「んん?」 俺の背後から声をかけてくる人に振り向けば…そこには教師のような女性が立っていた 「ここに家を建てようと思ってな…お邪魔だったかい?」 「いや、一応人里の管理をしているものでな…確認だが…お前はレイゼルか?」 「そうだが…あんたは?」 「私は上白沢慧音と言って、人里の子供に勉強を教えている」 あーあの慧音先生って呼ばれてるのはこの人か… 「それで、ここに家を建てるんだな?」 「…しつこいな、ダメなら止めるが?」 「…家がないのか、どこから来た?」 「……はぁー面倒だな…邪魔だって言うならさっさと言えよな」 俺はしびれを切らせて立ち去った
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