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バイゼルハイム4を選択する。それは戦闘態勢を示すものではない。いや、ある意味で戦場に赴く人間の、決意と変わらぬものでもある。なぜなら、見知らぬ存在に声を発するのだから。
「貴様は何者だ」
これまでのバイゼルハイムの行動を鑑みれば、当たり前のように感じてしまうだろう。しかし、言語を解する可能性が低い相手に対してでも、身元確認を行う姿勢は、やはり見事と言える。
「グアラァ」
なんと言うことか。バイゼルハイムの念願が叶い、相手からの回答が返ってきたのである。それも一つではない。複数の声。いや。鳴き声が聞こえる。
この感動的な返答に、どう応えるべきか?
1 逃げてくれ
2 名乗る
3 失礼を詫びる
4 PCにこの感動を刻み込む
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