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「うわぁぁぁぁぁ!!!!!!」 「!?」 「なんだ!?」 「先輩向こうから声がしましたよ!」 「よし行こう!」 「えっ行くんですか?」 「困ってる人がいたら助けるもんだろ?」 「…そうですね!行きましょう!」 「おう!そう来なくちゃな!」 そして俺らは声のした方に走った。 そして俺らはそこに広がる光景に絶句した。 そこは―― 赤にまみれた人がゴミのようにそこらじゅうに転がっていた。 「……。こ…れは…」 「大分酷いな…」 「先輩…これ…逃げた方が…」 「あぁ…逃げよう!」 俺らは逆に逃げ出した。 後ろに迫る影に気づかずに…
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