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無音の閃光が
水面へ走っていく
水面は静か
何千もの 大小入り混じった無音の閃光が
暗い水面へ突き刺さる
水面は静か
空を見上げる
巨大な光の塊が突然現れ
無音の閃光を水面へ落とす
私の世界は一瞬照らされ 一瞬で陰る
それをただただ繰り返す
きっとあの巨大な光の塊は
何かを手に入れたくて
無音で素早く光を伸ばすのだ
何が欲しいのかわからずに
ただ闇雲に何千もの無音の閃光を
素早く ひたすらに 何時間も
諦めきれない何かは見つかった?
私はあなたの声が聞きたい
マラカイボのほとりで
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