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「わかった、俺も一緒に戦うよ」
和田は友を選んだ。
「……ごめん、こんなことに巻き込んで」
「気にすんなって。てか、どうやってそこに行くんだよ?」
「あぁ、それは簡単だよ。この電話中に呪文を唱えて寝ればいいんだ」
「呪文? なんて唱えるんだ?」
「"ノイエ"」
「なにそれ? どんな意味だ?」
「さぁ、俺にもよくわからない。でも、ドアのところに"仲間を呼ぶ呪文"として書いてあるんだ」
「そうか。まぁなんでもいいや。それを唱えればそっちに行けるんだろ?」
「ああ」
「オッケー! じゃあ唱えるぞ」
「ありがとう……」
「ノイエ!」
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