なかなか面白い日本の歴史【一対蝶放浪記】②

名古屋城（愛知県名古屋市）

名古屋は「夏は暑く、冬は寒い」とよく言われますが、たしかに夏は暑いです。自分もいろんな地域に行きますが、名古屋の蒸し暑さ・体感温度は全国的にみてもかなり上位にくると思います。
冬はといえば、さして寒くないですね。気温を見ても全国的に暖かい方だと思います。ただ名古屋が寒いというのは、気温以上に体感温度が低く、冷たいという意味のようです。
名古屋が蒸し暑いのと、冬が冷たいと感じるのは地形が関係しているんですね。
夏が蒸し暑い理由は、愛知県の南西部に位置する和歌山県の山によって起こるフェーン現象で発生した温かい空気が、伊勢湾を経由して湿った温かい空気となり、尾張南方から流れ込むんですね。
南風により尾張に流れ込んだ風は、さらにアスファルトなどにより発生する都市熱でさらに加熱されます。名古屋はとにかく道が広いです。それに加えて道路が多いんですね。道路の総距離は全国第3位になっています。
少し余談ですが、名古屋は運転マナーが悪いと言われ「名古屋走り」なんて言葉もありますが、実際あちこち旅行している自分からしてみると、特別に名古屋の運転マナーが悪いとは感じませんね。どこに行っても運転マナーの悪い人はたくさんいます。
しかし、名古屋は運転マナーの悪さが目立つ理由があるんですよね。それは前に書いた「道が広い」からなんですね。道が広い為に路駐も多く、スピードを出しすぎる人が多いんですね。全国どこに行ってもとんでもない所に路駐したり、横着する人はいますが、名古屋は道が広い為に運転マナーを疎かにする人が目立つのだと思います。そしてスピードを出しすぎる為に死亡事故も多いのでしょうね。これは北海道にも当てはまると思います。