第1章:First Sight

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体がやけに窮屈で目が覚め 寝返りをすると 上半身裸の櫻井先生が隣で寝ていた。 「え、なんで」 と無意識に漏れた声で櫻井先生を起こしてしまった。 「あー、んだよ。やっと寝付いたのに。」 「なんで隣で、しかも裸で寝てるんですか。」 「俺のベッドだから。」 「それは謝ります。けど・・・上にもベッドありますし。」 「俺のこと待ってたんじゃないの?」 「何言ってるんですか。」 「だって、俺帰れって言ったじゃん。」 「帰るのだるくて。」 「ふーん。」 20cmほどの距離からの櫻井先生の まっすぐな視線を感じ、 気まずくて視点を下に向けると そこには浮き出た鎖骨があって、 それが妙に色っぽくて 自分の顔が火照って行くのを感じた。
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