番外編:First Move-in

6/22
前へ
/214ページ
次へ
「少し休憩しようか。」 優一さんはそう言うと、俺の隣に寝転んだ。 「いいね、気持ちい。」 「このベッドにしてよかったですね。」 「そうだな。」 そして俺の上に覆いかぶさって 首筋を唇で噛むように吸った。 「優一さん、休憩って」 「なんだよ、これがいつもの俺たちの休憩だろ?」 新しい家の匂いに、 新しいシーツの感触、 新しい二人の生活。 なんだか全てが新鮮で、 俺も、優一さんに もっと触れたいと思った。
/214ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4604人が本棚に入れています
本棚に追加