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それぞれシャワーを浴びたあと、
ベッドに横たわり
優一さんが変わらず好きな
ギャングスターものの洋画を見た。
最後まで見終わった頃には
12時を越していた。
「俺は、明日仕事だからなぁ
もう寝ないと。
尚も寝る?」
「はい。」
優一さんは少し残念そうに
電気を消した。
遮光カーテンのせいで
真っ暗になった。
数分間の沈黙の後、
「尚、寝た?」
と優一さんの小さな声が聞こえた。
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