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「明日何時からでしたっけ?」
「7時には家でないとなぁ。
少し遠くなっちゃったし。」
「明日、俺が朝食作りますね。」
「お・・・!ラッキー!
朝の楽しみが出来たから、
早く寝ないとな。」
「そうですよ。
寝ましょう」
「おやすみ、尚。」
「おやすみなさい。」
「・・・」
「・・・」
「・・・尚?」
「はい。」
「好きだよ。」
俺もです、と答える前に、
柔らかい、よく知る感触が口元に当たった。
唇を緩めると、
生暖かい舌が探るように口内に入ってきた。
ああ・・・、
寝なくてはいけないのに・・・。
ー番外編ENDー
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